本物のゴムではないゴムのような金属
メガネのフレームの素材はプラスチックなど色々とありますが、その一つにゴムメタルがあります。素材の特徴はその名の通り、ゴムのような弾力性があり、メタルのような強度を持っています。ゴムメタルと名前にゴムが入っていますが、本物のゴムではなく、扱いとしては金属です。チタン合金でアレルギーを引き起こしにくいといった特徴もあります。メガネの素材によっては、すぐにフレームが壊れてしまうこともありますが、ゴムメタルなら弾力性があるので壊れにくいです。壊れにくいため、やんちゃをすることの多い小さな子供が利用するメガネフレームとして人気があります。また、金属アレルギーも起きにくい素材なので、子供のアレルギーを気にされる方にも最適です。
金属なのに軽く熱にも強い
その他の特徴としては、ゴムメタルは金属なのに軽くて熱にも強い特性を持ちます。元々は自動車メーカーの研究所が開発したチタン素材のため、車が重くならないよう軽量となっているのです。通常のチタン合金よりも軽いので、自動車の他には医療機器や時計部品等、様々な製品に使われています。似たメガネフレーム素材として、超弾性合金もありますが、ゴムメタルのほうが上位素材です。また、ゴムメタルは熱にも強いので、温度の高い環境でも安心して使えます。ちなみに、ゴムメタルはゴムのようなしなやかな素材ですので、メガネを付けたときのフィット感も増してきます。ゴムメタルは子供用のメガネだけではなく、使いやすさを重視する大人にまで対応した優れた素材です。